地理オリンピックの申し込みが今月の1日から始まりましたね!
今年は新型コロナウイルスの影響もあってオンラインでの実施だそうです。
例年、会場は主要都市に限られるので地方の地理好きには嬉しいニュースなのではないでしょうか!
でも、
・どれほど地理オリンピックが難しいのか
・どういう勉強法が効果的なのか
って、経験者が知り合いにいないとわからないですよね。
そこで今回は、地理オリンピックの元金メダリストが地理オリンピックの勉強法をご紹介します!
地理オリンピックの問題形式
一次試験
一次試験は全て記号問題で、全部で50問あります。その中の10問は英語で出題されます。
科学オリンピックに属するだけあって、知識を問うというよりは地理的な思考力を問う問題が多いです。
二次試験
二次試験はほとんどが記述問題です。少しだけ記号問題もありますが、おそらく全受験者が正解するような問題で、記述問題への誘導になっているといった感じです。
これも6,7割程度取れれば金メダルの可能性はだいぶ高いです。
地理オリンピックのボーダーライン
一次試験は上位100名が通過できるのですが、6割5分くらいがボーダーです。もちろん年によってばらつきはありますが、少なくとも7割取っておけば突破できます。
ちなみに、受験者総数は大体1500人くらいです。(2018年度)
地理オリンピックの効果的な勉強法
必要な知識
学校で配布される資料集を読み込むのが一番です。
統計データの問題がよく出題されるので、データブックオブ・ザ・ワールド という統計資料集を眺めているといいと思います。
私は、主要な一次産品の生産、輸出、輸入ランキングは覚えたりしていました。
他には
地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本というのがおすすめです。
二次試験
大学受験レベルの基本的な(センター試験で9割取れるだけの)知識があれば十分です。一次を通過したらインプットよりも問題演習に時間を裂くことをお勧めします。
問題演習
一次試験
センター試験(あるいは共通テスト)の問題を解くのが最も効果的だと思います。
二次試験
国立大学の過去問を解くのが効果的です。
まずは東京大学の過去問を27年分ときましょう!
実は、地理オリンピックの過去問が書店で販売されています!ネット上では著作権の都合などでほとんどの問題を閲覧できないので是非買ってさみてください!
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